国際学生科学技術フェア(Intel ISEF) 2015 日本代表向け研修会を開催

3月27日から30日にかけて、国際学生科学技術フェア (Intel ISEF) 2015 に日本代表として派遣される高校生のための研修会を、インテル東京本社とつくば本社で実施しました。日本サイエンスサービス (NSS) は、研修プログラムの企画立案ならびに、ISEF経験者としての視点からファイナリストに対するアドバイスを行ないました。

参加したファイナリストは、第58日本学生科学賞JSEC2014で受賞し、5月にペンシルベニア州ピッツバーグで開催される国際学生科学技術フェア (Intel ISEF) 2015年大会に日本代表として派遣される高校生17名です。

研修会では、過去のISEF参加者による大会の説明や、ネイティブスピーカーの講師による英語のチェック、研究内容に関するNSSのスタッフとの議論などを通して、ファイナリストのスキルアップを図りました。

最終日には、本番同様にすべて英語でプレゼンテーションと質疑応答を実施。ネイティブスピーカーやNSSのスタッフからのフィードバックを得て、各プロジェクトが渡米までに克服すべき課題を明確にすることができたようです。

研修プログラムの結びとして、2015年派遣団の結団式を挙行しました。文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課 課長 片岡洋様、独立行政法人 科学技術振興機構 執行役 渡辺美代子様、インテル株式会社 代表取締役 社長 江田麻季子様から、日本代表生徒に対する激励のお言葉をいただきました。さまざまな方からの期待を背負い、ファイナリストたちも、世界の舞台での活躍をそれぞれの胸に誓ったことでしょう。彼らが素晴らしい成果とともに帰国することを祈ってやみません。

なお、国際学生科学技術フェア (Intel ISEF) 2015の模様は、開催期間中の現地プレスルームより速報を会員および関係機関に配信するとともに、ISEF情報サイトにてリリースを行う予定です。

参加スタッフ 24名

「つくばScience Edge2015」にてワークショップを開催

3月23日から24日にかけ、つくば国際会議場にて「つくばScience Edge 2015」が開催されました。つくばScience Edgeは、各国の中高生がつくばに集まり、日本語や英語で研究発表を行うコンテストです。日本サイエンスサービス(NSS)では、英語研究発表における審査およびIntel ISEFに準拠した審査基準の提供を含む審査協力と、インテル株式会社の提供によるワークショップの出展を行いました。

24日は、ファシリテーターを西川功、進藤明彦、鈴木麻衣子が務め、サイエンスワークショップ「高校生世界最高水準のプレゼンテーションを目指して」を開催しました。プレゼンテーターとして登壇した宇山慧佑と矢野更紗は、世界大会を例としてIntel ISEFの大会参加経験や取材経験をもとに中高生に向けて、どのように研究を進め、どのように研究を発表したらよいかを熱弁しました。積極的な質問も飛び出し、中高生にとって刺激あるワークショップとなったようで幸いです。

 

参加ボランティア: 9名