国際学生科学技術フェア(Intel ISEF) 2016 日本代表向け研修会を開催

3月24日から27日にかけて、国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2016に日本代表として派遣される高校生のための研修会を、インテル株式会社つくば本社とJST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)東京本部別館にて実施しました。日本サイエンスサービス(NSS)は、研修プログラムの企画立案ならびに、ISEF経験者としての視点からファイナリストにアドバイスを行いました。

研修会に参加したファイナリストは、第59 日本学生科学賞とJSEC2015で受賞し、5月にアリゾナ州フェニックスで開催される国際学生技術フェア(Intel ISEF)2016年大会に日本代表として派遣される高校生27名です。

研修会では、過去のISEF参加者による大会の説明や、ネイティブスピーカーの講師による英語のチェック、研究内容に関するNSSスタッフとの議論などを通して、ファイナリストのスキルアップを図りました。

最終日には、本番同様にすべて英語でプレゼンテーションと質疑応答を実施。ネイティブスピーカーやNSSスタッフからのフィードバックを得て、各プロジェクトが渡米までに克服すべき課題を明確にすることができたようです。

研修プログラムの結びとして、2016年派遣団の結団式を挙行しました。国立研究開発法人 科学技術振興機構 副理事 渡辺美代子様、インテル株式会社 取締役副社長 宗像義恵様より、日本代表生徒に対する激励のお言葉をいただきました。さまざまな方からの期待を背負い、ファイナリストたちは世界の舞台での活躍をそれぞれの胸に誓ったことと思います。彼らがIntel ISEFを最大限に楽しみ、素晴らしい成果とともに帰国してくることを心から願ってやみません。

なお、国際学生科学技術フェア (Intel ISEF) 2016の模様は、開催期間中の現地プレスルームより速報を会員および関係機関に配信するとともに、ISEF情報サイト(http://isef.jp/)にてリリースを行う予定です。

参加スタッフ 26名

「つくばScience Edge2016」にてワークショップを開催

3月25日から26日にかけ、つくば国際会議場にて「つくばScience Edge 2016」が開催されました。つくばScience Edgeは、日頃研究を行っている中高生が,日本全国さらには海外からも集まり、日本語や英語で研究発表を行うコンテストです。日本サイエンスサービス(NSS)は、26日にインテル株式会社の提供によるサイエンスワークショップ「高校生世界最高水準のプレゼンテーションを目指して」の出展をしました。

ファシリテーターを西川功が務め、中高生に向けて、研究を進めるうえで必要な能力を伝えました。今年は、2014年、2015年に高校生科学研究コンテストの世界大会であるIntel ISEFに出場し入賞を果たした本松千波と久保裕亮がプレゼンターとして登壇し、その参加経験をもとに、研究の効果的なプレゼンテーション方法について熱弁しました。終了後には積極的に質問に行く中高生もおり、刺激あるワークショップとなったようで幸いです。

 

参加ボランティア:3名