2004年7月11日、岐阜県瑞浪市「サイエンスワールド」にて、「科学自由研究コンサルタント」を開催しました。科学自由研究への関心を高めるとともに、科学コンテストについても広く知ってもらうことを目的に、単なる相談だけでなく、実験デモや過去の受賞作品を展示しました。 小学2年生から中学生までの14組の方の相談に乗るとともに、およそ100人の方が見学いただくことができました。また、自然科学観察コンクール、日本学生科学賞やJSECなどの国内の科学コンテストについても紹介し、多くに方々に、国際学生科学フェア(Intel ISEF)や日本学生科学賞の過去の受賞作品もごらんいただきました。
JSEC2003入賞作品集を作成しました。
2003年より始まったジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ(JSEC・朝日新聞社主催)の入賞作品集を制作し、PDFファイルで公開しました。主催者側で製作予定がなかったことから、NSSが独自に受賞した生徒と指導者に直接原稿執筆を依頼、受賞者の協力のもと実現しました。今後、JSECに挑戦しようとする高校生の参考になることを期待しています。
科学自由研究コンサルタントの岐阜・広島・東京での開催が決定しました
NPO法人日本サイエンスサービス(NSS)は、夏休み期間中に、広島市と岐阜県瑞浪市で「科学自由研究コンサルタント」を、東京で「科学自由研究まつり」を開催します。 これらの事業は、科学自由研究への関心を高めるとともに、科学コンテストについても知ってもらうことを目的に、生徒の科学自由研究の相談に乗るだけでなく、 実験デモや過去の科学コンテスト受賞作品を展示し、 国内の科学コンテストについても紹介するというもので、NSSが独自に企画しています。 科学自由研究の相談に乗るのは、科学自由研究のコンテストを経験し、その楽しみも苦労も知っているNSS会員。大学や大学院で研究をしている学生たちも、ボランティアとして、こどものころの科学自由研究の経験をもとに相談に乗ります。 東京での「科学自由研究まつり」では、本年の国際学生科学フェア(Intel ISEF)に参加した高校生も参加します。
<科学自由研究コンサルタント/まつり予定>
日時 | 会場 |
7月11日(日) 13:00〜17:00 |
岐阜県瑞浪市 「サイエンスワールド」 |
7月24日(土)・25日(日) 13:00〜17:00 |
広島市中区 広島市こども文化科学館1) |
8月21日(土)・22日(日) 13:00〜17:00 |
東京・お台場 日本科学未来館2) |
1)協賛:マツダ財団
2)協力:日本科学未来館・協賛:インテル社
※専門的な質問や、詳しく聞いてみたいという方は、あらかじめご相談ください。
※岐阜会場へのお申し込みは、岐阜県サイエンスワールドに直接お願いします。(電話:0572-66-1151)
上記に関連し、広島県の福山市加茂小学校・駅家中学校、大柿町立大古小学校、広島大学付属高校においても、各学校より招待を受け、科学自由研究普及を行います。
国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)に参加。
オレゴン州ポートランドで開催されていた国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)に、代表理事の高橋正征は特別賞審査員として、理事の長谷川仁子と西本昌司は併設行事である教育者アカデミー(Educators Academy)に、村本哲哉は取材担当として参加しました。取材で得た写真等は報道関係者や受賞校などに無償で提供し、このフェアのPRに貢献しました。
Intel ISEF 研修会
2004年3月29日より4月2日まで、インテル社主催で、国際学生科学フェア( Intel ISEF )に日本代表としてされる高校生に対する研修会が実施され、NSSもこの研修会のお手伝いをさせていただきました。 参加した高校生は、日本学生科学賞とJSEC204で受賞し、5月にオレゴン州ポートランドで開催される Intel ISEF に日本代表として派遣される高校生7名。5日間にわたり、Intel ISEFの概要から、英語によるプレゼンテーション方法を学び、NSSメンバーとともにパネル制作に励みました。NSSは、専門的な部分でのアドバイスをさせていただきました。 研修が終わっても、ホテルで白熱した議論が交わされ、英語による展示パネルの作成も大きく前進できたようですIntel ISEF 派遣前にこれほど本格的な研修が実施されたのは初めてでしたが、少しでもお役に立てたなら、NSSとしても大きな喜びです。彼らの活躍を期待したいと思います。
日本科学未来館にて設立記念行事を開催
2004年3月28日、日本科学未来館にて、設立記念行事を開催しました。
主催=NPO法人日本サイエンスサービス
協力=日本科学未来館
■NPO法人日本サイエンスサービス設立記念行事次第
1. あいさつ
代表理事 高橋正征
(東京大学大学院総合文化研究科教授)
2. 科学自由研究のどうして応募しようと思ったか、受賞してどうだったか
2003年Intel ISEF出場者 益子美由希(茨城県水戸第一高等学校)
3. 教員から見た科学コンクールの意義
理事 長谷川仁子(静岡県立浜名高等学校教諭)
4. NSS将来のビジョンとそれを実現するための事業計画
理事 西本昌司(名古屋市科学館学芸員)
5. 総括
6. 応援ビデオメッセージ
日本科学未来館館長 毛利衛
7. 懇親会
毛利衛さんと面談
2004年3月11日、日本科学未来館館長で宇宙飛行士の毛利衛さんが、NSSスタッフと懇談、激励してくださいました。自分の手で科学自由研究を行い、まとめるという経験が生きる力になるので、そんな人を増やしてくださいといった主旨のことばをいただきました。
(参加ボランティア:7名)
内閣府より設立認証がおりました。
2004年3月1日付けで認証され、5日に登記。NPO法人日本サイエンスサービスが正式に法人として発足しました。
設立総会を開催しました。
2003年11月3日(文化の日)、国立極地研究所河口湖大石研修施設にて、NPO法人日本サイエンスサービス設立総会が行われました。定款や設立主旨書の検討が行われました。