グローバルリンクシンガポール2016 2日目となる本日24日は、審査会が開催されました。会場は、昨日に引き続き、National University of SingaporeのUniversity Town内のホールです。審査会のオープニングセレモニーでは、昆虫サイボーグ研究の第一人者であるNanyang Technological University助教授 佐藤裕崇氏による基調講演が行われました。高校生たちは英語の講演でしたが、熱心に佐藤氏の発表を聞き入っていました。
まずは、社会課題をテーマとするGlobal Issue Linkのオーラル発表が行われ4チームが発表、その後、午前中のポスターセッションとなりました。お昼の休憩を挟んだ後は、科学研究をテーマとするGlobal Science Linkのオーラル発表が行われ10チームが発表しました。続いて午後のポスターセッションがありました。
オーラルセッションもポスターセッションもすべて英語での発表、質疑応答になります。日本の高校生は、英語による質疑応答にもかかわらず堂々と受け答えできているチームも多くありました。特にポスターセッションでは、審査員だけでなく、参加高校生も自由に発表者に質問することができます。高校生にとって、同年代のアジアの高校生と議論する経験は大変貴重なものになったのではないでしょうか。
全発表が終了後、いよいよ緊張の表彰式となりました。結果は以下のとおりとなります。
<ポスターセッションの部>
【Global Issue Link】
◆1st Award
富士見丘高等学校
◆2nd Award
Sekolah Indonesia Singapura/インドネシア
◆3rd Award
Sekolah Indonesia Singapura/インドネシア
【Global Science Link】
◆1st Award
池田高等学校
◆2nd Award
Princess Chulabhorn’s College Pathumthani/タイ
◆3rd Award
Princess Chulabhorn Science High School Phitsanulok/タイ
<オーラルセッションの部>
【Global Issue Link】
◆Best Presentation Award
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校
【Global Science Link】
◆Inovative Award
National Junior College/シンガポール
◆Futuristic Award
福岡県立香住丘高等学校
◆Best Presentation Award
宮城県仙台第三高等学校
◆Special Award
愛媛県立長浜高等学校
さらに、Inovative Awardに輝いたNational Junior Collegeは、来年3月開催予定の「つくばScience Edge2017」に招待されます。
表彰式の後は、フェアウェルディナーが開催され、学校や国にとらわれることなく夕食やチームでゲームを楽しんでいました。最後には、連絡先やおみやげを交換する姿を見ることができました。
明日は、特別講演ののち、Fusionopolis等の見学となります。