ISEF日本代表のトレーニングプログラムへ在日米国大使館広報・文化交流部の支援が決定

国際科学技術フェアの情報サイト

 日本サイエンスサービス1 (以下NSS)は、このたび在日米国大使館広報・文化交流部による助成金プログラムを受けたISEF2 日本代表のトレーニングプログラムを開始します。このプログラムは、科学研究・課題研究に取り組みISEFの日本代表となった高校生に対し、米国での大会前に実施されるトレーニングコースの改善を目的としたものです。

 NSSは毎年5月に開催されるISEFへ出場する日本代表の高校生のために、英語発表のトレーニングコースを20年以上にわたり開催してきました。これまで、のべ300名を超えるISEF日本代表がトレーニングを受け、多くの科学技術人材の育成に携わってきました。また、毎年ISEF大会会場へスタッフを派遣し、審査・通訳・指導者交流・取材・現地サポートなど多方面から日本代表の支援に携わっています。

 今回は、2025年9月までの約1年半にわたり、本助成金による以下の取り組みが行われます。
 1.ISEF日本代表トレーニングのための効果的な教材開発
 2.ISEF日本代表のオンライントレーニングの実施
 3.次世代の科学技術人材育成のための支援ネットワークの構築

助成金プログラムのタイトル:
 International Science and Engineering Online English and Communication Training
 (国際学生科学フェアオンライン英語コミュニケーション研修)
助成金番号:
 SJA50524GR0002
  
助成:在日米国大使館

協力:在名古屋米国領事館

  1. NSSについて
    日本サイエンスサービス(NSS)は、科学自由研究の振興を目的とした活動を行う特定非営利活動法人(NPO法人)です。高校時代に科学研究・課題研究に取り組み、ISEFに日本代表として出場したOB/OGが中心となり2004年に設立され、今年で法人設立20周年を迎えます。
    主な活動内容は以下の通りです:
     1.青少年による科学研究やその発表を支援する活動
     2.世界に通用する研究者の人材育成の活動
     3.一般市民の科学に対する関心を高める活動

     4.新たな科学文化の醸成に貢献する活動 ↩︎
  2. ISEFについて
     ISEF(国際科学技術フェア:International Science and Engineering Fair)は、米国の非営利団体Society for Scienceが主催し、70年以上の歴史をもつ高校生を対象とする世界最大の科学技術コンテストです。毎年5月、米国の都市で開催され、世界約70か国から約1,600人以上の各国代表の高校生が参加し、それぞれの研究成果を競いつつ交流を深めます。その賞金・奨学金の総額は10億円を超えており、国内外から高い評価を得ています。現在は、リジェネロン社がタイトルスポンサーを務め、Regeneron ISEFと呼ばれています。日本から出場するためには、ISEF提携フェアである「日本学生科学賞」(読売新聞社主催)もしくは「高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC)」(朝日新聞社・テレビ朝日主催)で上位入賞すると日本代表に選ばれます。今年の大会は、2024年5月11日から17日にかけて、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されます。 ↩︎

NSSのロゴ
問い合わせ先:
 特定非営利活動法人日本サイエンスサービス
 (愛知県名古屋市中区錦3-6-17-703)
  お問い合わせフォームよりお問い合わせください
  X(旧Twitter):@npo_nss

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