3月25日に、第20回高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC2022)から選出された国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)日本代表の研修会が、オンラインにて行われました。
本研修会は、本番を想定した発表と質疑応答が英語でできるようになることを目標に行われました。NSSスタッフは、実際にISEFに参加した経験を踏まえ、ファイナリストの練習をサポートしました。
今年の研修は、例年と異なり、1日のみでの実施となりました。従って、前年度よりもよりハードスケジュールでの開催となりました。午前中は、NSSスタッフによるISEFのルールや採点方法などの概要説明、質疑応答についての講義が行われました。本年度は、オフラインでのポスター審査となるので、ISEF2019以前に出場したスタッフから、対面でのポスター審査について、ISEF2020以降に出場したスタッフからは、審査員からの質問についてのレクチャーがありました。その後、zoomのブレイクアウトルーム機能を用いて、ファイナリストが審査についての質問をしました。レクチャーを聴きながら、アメリカ、ダラスで行われるISEFについて理解を深めました。午後には、実際に大会でプレゼンをするための原稿と、想定質問の作成をしました。2分程度の発表を目安として、その時間内に伝えたいことを組み込むのに苦労をしている様子もありましたが、一生懸命考え、良い原稿が作れていました。
研修会を通して、プレゼンテーションを磨き上げただけでなく、ファイナリスト同士の交流も深まり、改めてISEFへの気持ちが高まっていました。さらに自信を持って大会に望めるよう、今後の準備も一緒に頑張っていきましょう。4月には、実際のポスターを用いた発表の練習をします。それに向けて、ポスターの作成、英訳作業を、NSSスタッフと協力して行います。今年は、いよいよオフラインでの開催です。NSSのスタッフも、最後までサポートしていきます。
参加ボランティア数:14名